「いつもの自分」を、手放す

 

Bonsoir ♪

今朝は、吉方位にお水取りにやってきました。

6月は7時~9時の間とのこと、

早起きをして千葉の検見川神社さんに向かいました。

この時期だから、朝早くても全然平気ね♪

 

京成線の検見川駅に降り立つと、
なんとなく懐かしい感覚が広がりました。

まだ海水浴には少し早いけれど――
子どもの頃、夏休みに海へ連れて行ってもらった記憶が、
駅の空気や光と重なって、よみがえってきました。

 

駅を出て、小さな横断歩道を一つ渡ると、
すぐに、検見川神社の杜と鳥居が姿を現します。

鳥居の奥は、空気の密度が一変し

凛とした世界に包まれています。

 

階段を登りきると境内の砂利は

きれいな箒目に整えられてあり、
清らかな佇まいで、参拝者を迎えてくれます

 

まだ人も少なくて、その箒目を崩してしまうのがもったい……
端のほうをそ~っと歩きました。
神さまの庭におじゃまするような、そんな気持ち。

 

ほどなく、お社から太鼓と鈴の音が響いてきました。
朝のご神事が、今日という一日の営みを後押ししてくれる感じね。

 

 

 

 

 

 

その済んだ空気の中で引いた一枚のカード。


大アルカナ№ⅩⅤ 『ENERGY』。

 

 

――このカード、従来のタロットでは「悪魔(Devil)」にあたるもの。
ちょっとドキッとしますよね💦
(私も最初は、正直このカードが苦手でした)

でもタロー・デ・パリでは、
このカードにあえて『ENERGY』という名前がつけられています。

それは、私たちの中にある本能・衝動・欲求という、
時に「厄介」と思われがちなものたちに、
ちゃんと光を当ててくれるカード。

 

「悪魔に心を奪われる」のではなく、

その悪魔ごと、味方につけてしまう。

そんな大胆でパワフルな視点を、
このカードは静かに差し出してくれたように感じました。

 

ちょっとした欲、感情の波、クセや依存。

それらを無理に消すのではなくて、
「そこにエネルギーの源がある」と受け入れること。

自分をしばっていたものをほどいて、
ほんとうの自分を、もう一度呼び覚ますように。

 

 

✨今日だけ、「いつもの私」をおやすみしてみる。

たとえば:

  • いつもの道を変えてみる

  • 惰性で見ていたSNSをおやすみにしてみる

  • メイクのカラーを変えてみる

  • 「やめたい」と思っていた習慣を、今日は少しだけおやすみする

そんな小さな変化が、
自分でも気づいていなかった“わたし”の目覚めにつながるかもしれません。

 

 

「やめてみる」は、自分を取り戻す合図。

『ENERGY』の炎は、
情熱だけでなく、
もう不要になった思い込みやパターンを、
やさしく焼き尽くしてくれる火でもあります。

何かをやめたときに生まれるスッキリ感、軽やかさ。
そこには、新しい自信や輝きが待っています。

 

今日は、凛とした空気と内なる炎――
その両方に包まれた、特別な朝。

 

私たちはもっと自由で、もっと素直でいい。
「こうじゃなきゃ😠👊」にしばられず、

「こぉじゃなきゃ🤗」でいたいね❣️
自分の中にあるエネルギーと、仲良くなっていけたら。

スベテハウマクイッテイル☆

ドゥニ